愛するわんこに手作りのご飯を作ってあげたいという飼い主の方も多いのではないでしょうか。愛情表現として手作りのご飯をあげることはとてもいいことです。
しかし、注意しなければならない点や理解しておくべきことなどがあるので、しっかりと知識を得てから挑戦しましょう。
ドッグフードの歴史
今や人間は人間のご飯、犬はドッグフードという食事が当たり前になっていますが、もちろん大昔からドッグフードがあったわけではありません。
ドッグフードの始まりは、1856年にアメリカ人のジェームス・スプラットがイギリスで開発した犬用ビスケットです。
その後、試行錯誤され1957年にドッグフードの原型が出来上がりました。
日本にドッグフードが登場したのは、第二次世界大戦後です。その後、1965年に初の国産ドッグフードとして「ビタワン」から発売されました。
ドッグフードが発売されてから、残飯を主に食べていた犬たちの食生活は激変します。
犬は雑食動物ですが、その中でも肉食よりの動物なので人よりのタンパク質を必要としています。ですので、残飯を食べていた当時の犬の健康上の問題は大きかったと言えます。
犬の手作りご飯が悪いとされた理由
理由1.
犬が食べてはいけないものが手作り食に入りこんでしまう可能性があるから
理由2.
栄養バランスが保てない可能性があるから
犬の手作りご飯の魅力
1.食いつきがよくなる
愛犬が自分のご飯をねだってくることはありませんか？
犬にとっても人間のご飯は絶品のようです。食いつきが悪く悩んでいる方などは、ドライフードに何かトッピングしてあげるだけでも食いつきが改善させるかもしれません！
2.愛犬の体調に合わせて食事を調整できる
ドライフードだと体調に合わせて食事をさせることは極めて困難です。
エサを変えるしかないので、エサを変えると全く食べないなども珍しいことではありません。
3.水分が豊富
ドッグフードの水分含有料は10％前後です。ほとんど水分が含まれていないということになります。
ですので、犬は水分を自ら水を飲むことで補給しています。
しかし、手作りご飯の場合は自然と食事で水分補給ができます。
4.食事が新鮮
保存料や酸化防止剤などの添加物も入れる必要がないです。
新鮮な状態の食事を与えるようにしましょう。
犬の手作りご飯で使うべき食材
動物性たんぱく質
・肉類 ・鮭 ・じゃこ など
タンパク質
・ごはん ・パスタ ・うどん ・サツマイモ ・じゃがいも など
野菜・果物
・キャベツ ・トマト ・かぼちゃ ・なし ・リンゴ など
その他
・わかめ ・豆腐 ・オリーブオイルなど
犬に与えてはいけない食材
チョコレート
ネギ・玉ねぎ・にら
カフェイン
貝類 などです。
まとめ
今回はわんこの手作りご飯についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか？
正しい知識で愛犬に手作りご飯を作ってみてはどうでしょうか。
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