野鳥について

2023.8.10

野鳥はペットとして飼ってはいけない? 愛心訪問ペット葬祭

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ペットブームの中で、インコや文鳥を飼うことは、昔から定番と言ってもいいでしょう。
しかし、可愛いメジロやホオジロを自宅で飼うことができるのでしょうか?
今回は野生の鳥をペットとして扱うことができるか考えてみたいと思います。

1.捕獲と飼育が禁止されている野鳥

果たして野鳥は飼うことができるのか?残念ながら、答えは”NO”です。
冒頭でも触れたメジロやホオジロなどをはじめとする野鳥を捕まえたり、飼うことは
法律で厳格に禁じられています。
その法律とは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」、
いわゆる「鳥獣保護管理法」と呼ばれるもので、これによって野鳥の捕獲・飼育が
できないわけです。

 

野鳥の捕獲には特別な許可が必要?

野鳥の捕獲・飼育が法律で規制されていると言いましたが、狩猟はどうなのでしょうか?
この場合は狩猟が認められている鳥だと捕獲は可能です。
また、それ以外の野鳥を捕獲する場合は鳥獣保護管理法の特別な許可を受ける必要があります。

 

しかし、自治体によっては野鳥保護の観点から飼養のために捕獲することはできません。
獣害を防止する目的や個体数を調整するという理由があると捕獲許可が出るのですが、
都道府県知事に許可申請する必要があるのです。但し、希少性の高い野鳥を捕獲することは
禁じられていると認識しておいた方がいいでしょう。

 

2.怪我したスズメを保護したら、どうすべき?

しかし、あなたが怪我をしているスズメや弱っているヒナを見つけたら、
どうしても救いの手を差し伸べたくなりますよね。
「ケガをしている鳥を見つけて放っておけない」と思ってしまうのは人情というもの。
このような場合はどうしたらいいのでしょう?

都道府県の野生鳥獣担当機関に相談

こんな場面に出くわしたなら、あなたが住んでいる都道府県の野生鳥獣担当機関に
相談するようにしましょう。
狩猟免許を取得してスズメを捕獲した後、飼養登録して都道府県知事から許可が
出れば飼うことができます。そのために傷を負っているスズメなどを保護して
飼い続けるためには都道府県知事などの飼養許可となるわけです。
しかし、実際には自治体によって、その対応にばらつきがあることも事実。
何れにしてもどのように対処すべきが相談することがいいでしょう。

 

3.保護した時の対処法

都道府県知事に許可を得るにしても、怪我をした野鳥を保護した場合、とりあえず
次のような処置をしておくことが望ましいです。

まずは鳥を入れる紙箱を用意すること。
箱には小さな通気用穴を開けておくようにしてください。
但し、箱のサイズは羽をたたんでかがんでちょうどぴったりのものを選んでください。
箱が大きすぎると、暴れて羽を傷めたりするケースがあるからです。

温度を25〜30度に保つことも必要。
使い捨てカイロなどで箱の中を温める方法がありますが、
タオルで鳥を包んで直接当たらない工夫も考慮してください。

 

後は都道府県の許可を得てから、必ず担当機関の指示を仰ぐようにしてください。

 

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