ワンちゃんについて

2024.4.10

犬のエサの食べ方 愛心訪問ペット葬祭

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犬の歯は人間と異なり、とても鋭い歯をしています。ギザギザの状態になっており、「まさに牙!」といった感じですね。いわゆる”犬歯”と呼ばれる歯。

 

そのためエサを与えると、鋭い歯で噛みちぎりながら食べるのです。そして、エサが小さくなったところで、そのまま丸飲み・早食いしてしまいます。そのため飼い主さんは、このことを正しく理解して、愛犬に食事を与えて欲しいのです。

  

 

1.なぜ犬はエサを丸飲みするのか?

では、どうして犬はエサを丸飲み・早食いをしてしまうのでしょうか?考えられる理由は2つあります。1つは歯の形がギザギザとノコギリのような形をしていること。2つ目は野性的な本能。このことがエサの丸飲みに大きく関係しているわけです。

1-1.臼歯と犬歯

人にも犬歯がありますが、奥歯は臼歯と呼ばれています。臼の形をしており、食べ物をすり潰すことができますね。そのため食べ物が胃で消化されやすくなります。

 

一方の犬歯はすり潰すのではなく、噛み切る役割を持っています。しかし、臼歯のように食べ物を細かく潰すことができません。そのためエサが喉を通るくらいの大きさまで噛みちぎった後は、そのまま丸飲みしてしまうのです。

1-2.本能的な行動

本能的にエサを丸飲み・早食いをするという側面もありますね。どういうことかと言うと、「食べることができるうちに、身体が受け付けられる分だけを食べるという習性がある」ということです。

犬の祖先は狼。本来野性的な生き物なので、自らがエサを求めて狩りを行い、命を長らえてきました。そのために犬はエサをできるだけ早く大量に早食いしてしまうのだと思われます。

 

 

2.早食いのため胃腸に俯瞰がかかってしまう

丸飲みする習性があるため、消化をするのに胃腸に負担をかけてしまうことが心配です。特にドッグフードを食べさせる時、固形のものだと細かく噛み砕かずそのまま飲み込んでしまう可能性があるので、子犬や年老いた犬は注意しなくてはなりません。

 

その理由は、消化機能がしっかりしていないため。できるだけ丸飲み・早食いをさせないことを心がけましょう。

 

 

3.理想的なエサの与え方

丸飲み・早食いをさせないためには、エサの与え方を考える必要があります。1つはエサをふやかして柔らかくする方法。そうすることで、消化しやすくなりますね。

2つ目は、できるだけエサを小さくして食べやすくしたり、小出しにしてあげること。大量エサを与えると、一気に食べてしまうので、このようなことも意識しましょう。