ワンちゃんについて

2023.10.10

ペット犬のフンをフンだ飼い主 愛心訪問ペット葬祭

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とある夫婦が飼っているペット犬は、トイプードル。今年で4歳になる男の子です。
私が初めてこの子に対面した時は、とても警戒心が強くていつも吠えられてしまっていたのです。

まあ、決して人相がいいとは言えない筆者。彼の反応は悪くないでしょうし、
「”番犬”としてちゃんとお勉めしているんじゃない?」と言ったところ、飼い主は苦笑い。

  

そんな彼と会えるのは、ゴールデンウイークと8月のお盆の時くらい。昨年は色々なイベントがあったため、実家に親族が集まる機会が多く、このトイプードル君に会う機会が何度かありました。

そのうち、段々と私に慣れていったのですが、みんなで朝食を摂っていた時、彼が目をキラキラさせながら、食べ物を私にねだってきたのです。つぶらな瞳で見つめられると、どうしても甘くなってしまい、私が食べているものを少しだけあげました。

これがきっかけになったのか、彼は私に心を開いてくれたのかもしれません。この日を境に”人相の悪い謎の人物”から”食べ物をくれるいい人”に昇格した私。この酷暑の中、どうしても家にいることができず、飼い主たちはショッピングに出かけます。

その時、トイプードル君はお留守番。とは言ってもさすがに留守している時は熱中症が心配なので、エアコンはつけたままで出かけるのです。

しかし、1匹でご主人さまたちを待っているトイプードル君のことを考えると、なぜか飼い主ではない私が心配になっていくのでした。

出かける際にも、さすがに彼は私たちが居なくなることを察知していたのでしょうか?落ち着きを見せなくなり、「キャイ~ン(僕を1人にしないで!)」と言っているように思えたのです。

「そんなに心配しなくても大丈夫よ」と。さすが飼い主さんだけあって、冷静なのです。むしろめったに会わない私の方が彼のことが心配になるほど。それでも動揺していませんでした。

日も沈み、みんなで外出をたっぷりと楽しんで実家に帰宅。私が始めに玄関に入り、家に上がったところ、足元で何か柔らかな感触があったのです。そう、トイプードル君が所構わず落としていたフンをフンでしまっていた私。

それを見た飼い主は慌てて私に謝ります。しかし、彼が残したフンはコロコロしており、そんなに臭くなかったので、特段嫌な気持ちはありません。

「いや、ウン(運)が付いたと思ったなら、むしろハッピーな気持ちになっちゃたな」

私がそう言うと、「うんうん」とうなづく息子・甥・姪たち。思わず吹き出してしまいましたね。まあ、ジョークはさておき、いつの間にはご主人さま以上にトイプードル君のことが堪らなく可愛い存在になっていたのです。

 

 

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