ワンちゃんについて

2023.12.31

散歩中に愛犬が飛び出した時どうする 愛心訪問ペット葬祭

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犬の毎日の散歩は、愛犬の健康のためにとても大切な習慣ですね。

朝早くから散歩をさせることもあるでしょうし、日が沈んでから外に出かけるというケースもあるでしょう。

これはペット犬を飼われている方なら、ごく当たり前の習慣。しかし、思わぬところにトラブルは隠れているものです。それは交通事故。今回はめったにないケースかもしれませんが、ある例を取り上げてみたいと思います。

散歩中に後ろからやってきたバイク

これは筆者の知人が遭遇したトラブルでした。友人は出勤する前に毎朝ペット犬と散歩することが日課となっているのですが、ある朝、いつも通っているコースで愛犬を散歩させていました。

元気な愛犬は、いつも寄り道をすることが大好きな子で、この日も突然、道路を横切ろうとしました。この子にはストッパー付きのリードを繋いでいましたが、いきなり道路の中央に向かう愛犬。

慌てて友人は引き留めようとしたのですが、そこにスクーターが寄ってきたのです。何とかスクーターは愛犬を避けて怪我をすることはなかったのですが、スクーターは思わずそのままスリップ。

友人はスクーターの男性を心配して声を掛けます
「大丈夫ですか?」

すると、この男性はいきなり怒った口調で、友人に喰いかかったとのこと。
「突然、犬が飛び出してきて、怪我をしてしまったじゃないか!」

そして、この男性は警察を呼ぼうとしました。しかし、自分のスマホで警察を呼ぶはずが、「全く連絡がつかないな」と言っているのです。
そして、最後に「怪我をしたから治療費を出してもらうことになるね」と。

その後、友人も出勤時間が近くなってきたので、男性から要求されてお互いの連絡先を交換したのです。その後、友人は仕事をしている最中も「連絡先を渡して失敗したかな?」と思ったそうです。

なぜならこんな時はまず警察を呼んで、現場検証をすることが大前提だったからです。そのため友人の予想通り、男性から何度も電話があり、「治療費を払え」と言ってきました。
要するに脅迫めいた電話だったのです。

もしかすると、当たり屋だったのかもしれません。その後、友人は警察に行って、相談をしました。そして、警察が相手の男性に電話連絡をしたところ、全く電話に出る様子はなし。その後、友人は警察からこう言われたのです。

「もし、男性から連絡があった場合は、すぐに警察に知らせてください。現場検証をします」と。それ以降、スクーターの男性から友人に電話が入ることはありませんでした。

おそらく当たり屋の可能性が考えられるのです。ただし、現場検証の結果、友人も過失がある可能性もあるらしく、後は保険会社や弁護士を挟んでの協議になるのでしょう。何れにしても、このようなケースはめったにないでしょうが、事故だと思ったなら、相手が連絡できなくても、まず自らその場で警察を呼んで、現場検証をすることが必須ですね。

みなさんも愛犬と散歩している際は、このようなトラブルに遭遇することがあるかもしれません。その時は冷静になって警察を呼ぶことを覚えておいてください