ワンちゃんについて

2024.1.31

犬の吠え防止の通電首輪について考える 愛心訪問ペット葬祭

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久しぶりに義妹夫婦が飼っているトイプードル君と再会しました。

彼と初めて出会ったのは、3年前のことでした。その頃は私に中々懐いてくれず、よく吠えられていたのです。

彼とゆっくり交流できる時間はそんなに多くはありませんが、お正月・ゴールデンウイーク・盆休みの時などの時間を使って、散歩に連れて行ったり家の中ではしゃいだり。そのおかげでかなり慣れてくれたのでしょう。

 

それからはほとんど吠えられることがなくなったのです。トイプードル君のつぶらな瞳で見られたら、あまりの健気さについドッグフード以外の食べ物をあげたり。そんなこともあってとても懐くようになりました。

 

数か月会っていなくても、私のことを覚えてくれているのでしょうか。とてもうれしい気持ちになりますね。それでも私を”怪しい人物”としてあれだけ吠えていたのが嘘のよう。そんな時、義妹がこんなことを教えてくれました。

 

「ペット犬の吠え防止のための通電首輪があることを知っている?」

 

「通電首輪?一体何なんだ?」と義妹に尋ねてみると、犬が吠える度に電流が流れて吠えないようにするための首輪だと言うのです。そんなアイテムがあったなんて衝撃的でした。色々と調べてみたのですが、吠えた時に自動的に電気が流れたり振動が起きる仕組みの首輪。

 

かなりの効果があるためドッグトレーナーでも利用していると、ネットで書かれていたのですが、まさに電気ショックを犬に与えて矯正していくという発想なのでしょう。でも、こんなアイテムがあることに酷い嫌悪感と抵抗感を覚えました。

 

「まさか義妹も使っているのか?」と思っていたのですが、彼女もさすがに「そんな残酷なことはできない」という考え。一瞬ホッとしましたが、世の中にそんなものがあるとは複雑な心境になりましたね。

 

犬が吠える時は、色々な意味があると言われています。相手を警戒して吠えることもあれば、飼い主の関心を引こうとして吠えることもあるでしょう。彼らも私たちと同じように命ある生き物ですし、人間のような感情もあります。

そんな彼らを電気ショックという方法で力ずく抑え込んでいくことは、感心できるものではないと思うのです。ペットとは言え、飼い主さんとの関係は何と言っても信頼関係があってこそのもの。そのことを考えると、たとえ吠えられたとしても我が子を愛するような気持ちで接することが大切だと、このトイプードル君を通して教えられました。